時代を感じる進化
もうこんなにコンパクトになって
ラジオも音楽も聴ける時代なんですね
イヤホンで聴くだけなら手でにぎって収まるサイズで済むんですね
思えば学生時代にソニーウォークマンが最初に発売され
電気屋でアルバイトしていた私は真っ先に予約して購入しました
お弁当箱程の大きさでブルーとシルバーの二色使いだったかな?
あの頃はそれでも、こんなに小さいのかと驚いて
軽いヘッドフォンから聞こえて来る音もすばらしく
感動したのを覚えています
しかし、カセットテープを再生するだけのウォークマンです
音楽の入っているカセットテープは常に持ち歩かなければ
ただの金属の箱で、何も聞こえて来ません
ですから常にカセットテープをガチャガチャ何本も持ち歩いていました
120分テープに録音してもたいした曲数は入れられません
音楽聴いて歩きたいだけで荷物がけっこうかさばったものです
お気に入りの曲ばかりのカセットテープを作るのにも
時間がかかったものです
それでも音楽と共に歩き暮らしたい当時の自分は
時間も体力もお金も使って好きな曲を聴きながら
常にウォークマンと暮らしていました
しかしこんなに進化して身軽に音楽を携帯できる今なのに
自分は日常で常に音楽を聴きたいと思わなくなり
周りから聞こえて来る雑踏雑多な音で充分だと 思う様になりました
自分の中の音楽年齢は20代あたりで終わっているのかもしれません