自動ドアの DNA
ハガネをコーティングしてあるボヨヨンとしたハンガーが壊れました
フックが外れてしまったので、ハガネ部分だけになりました
これは何かに使ってやろうと、ずっととってありました
庭の木戸が壊れて、開きっぱなしになったので
ハガネ部分を木戸に取り付けて自動に閉まるドアにしました
自動に開くドアではありません
よくマカロニウェスタンの酒場の入り口にあるアレです
バンと手で押して開けて、背中でバンと勝手にしまるアレです
考えてみると、子供の頃住んでいた家はどこもかしこも
父親の手によって自動にしまるドアになっていました
動力はゴムひもであったり、縄で吊られた重りであったりイロイロで
それぞれが、恐ろしく原始的なシカケでした
ゴムがきつすぎて、ドアのしまる勢いでケガをしそうになったり
かなりデンジャラスなドアや引き戸もありましたが
慣れれば問題はありませんでした
動力がハガネのハンガーという思いつきは私のオリジナルですが
住まいの扉を自動に閉まる自動ドアにしようと考えるのは
父から流れて来たDNAだと思います
いろんなDNAを引き継いでいると思いますが
これって親もやってたな、、、と気づく時に
何かを引き継いでいるという恐ろしさを感じます